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 第27回NPO法人サポートハウス年輪の総会を無事終えました。総会後の講演は、NPO法人ミニケアホームきみさんちの代表の志寒浩二さんの「認知症と共に歩む地域をめざして」でした。「入居者と一緒にご飯作れるからきみさんちに入った」という志寒さん。入居者さんと一緒に買い物に行き、一緒にご飯を作り、一緒に掃除、洗濯する暮らしが、「きみさんち」にはあります。

 31年前グループホームを田無につくる運動の拠点を目指してサポートハウス年輪を設立、10年目にグループホーム「ねんりんはうす」15年目にグループホーム「ばぶちゃんち」が出来ました。そして31年目の今年、グループホーム「ねんりんはうす」が新しくなりました。認知症状のある方が普通の暮らしができることを広めたい思いで、活動してきましたが、認知症への理解は広がったでしょうか。なりたくない病気の第1位が認知症だという調査もあります。

 

 グループホームの利用者さんが、先日大腿骨骨折で入院手術の時に、医者から「グループホームには戻れない。リハビリ病院か老人保健施設だね」と言われたそうです。自立度の高い人しか入れない所との認識だったようです。早速病院のMSW(メディカルソーシャルワーカー)に連絡、グループホームでの生活が可能なことを説明し、早く戻ってきてほしいことを伝えました。認知症状のある方には特に入院期間は短い方がいいです。

 今では全国に沢山グループホームがありますが、運営者の考えで千差万別、いろいろです。歩けなくなったら退去の所もあれば、最期まで過ごせるグループホームもあります。

 

 新しくなった「ねんりんはうす」には、コミュニティールームがあります。工事の関係で内覧会もできませんでした。涼しくなったらオープンカフェを開催したいと思っております。地域に開かれたグループホームを皆様と共に更に深化させていきましょう。

 多くの皆様のご協力で新しいねんりんはうすが開所できましたこと改めて感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

                                  理事長 安岡 厚子

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​~新しい発見がある?~

 やっと朝晩の風が涼しくなってきました。年輪通信がお手元に届く頃は、澄んだ秋空になっていることでしょう。今年の夏は酷暑で、エアコンなしでは命にかかわる日々でした。エアコン操作が難しい方は家族と同居されたり、ショートステイ、施設入所となりました。リモコンが高齢者にもわかりやすくシンプルでボタンも大きいものであれば、家での暮らしが可能になる方もいたのではないかと思うのです。在宅生活を可能にする環境整備をもっと産業界も関心をもってほしいものです。

 

 お盆にお墓参りに行った際、懐かしい尾道の本通り商店街をぶらり。シャッターが下りて寂しくなっていますが、古いお店をリノベーションして洒落たお店に生まれ変わっている所を見つけると嬉しくなります。

 

 60年余り営業しているという喫茶店「メキシコ」。このお店を知ったのが1年半前。木曜日が定休日の多い商店街で営業していた喫茶店を見つけて入ったのが「メキシコ」。聞くと60年前からやっていて、ママさんは80代。

年中無休、今は14時までの営業。

名物は「いつでもモーニング」だと。

 

 

 縁というのは面白い。このママさんのご主人の弟さんが夫の中学の同級生だったとは。トイレの帰りに何気なく目に入った写真。なんと笠置シズ子、林芙美子が写っている。尾道に縁のあった林芙美子、香川出身の笠置シズ子は交流があったようで、尾道の小さな喫茶店で見つけた一枚。この店の前を何十回も通っていたのに、尾道で育ったのに、新しい発見。

 

店のカウンターには近所の常連さんが並び、おしゃべりに花が咲いていました。喫茶店デイ?ですか。田無に暮らして半世紀、いつもの道を少し曲がってみると新しい発見があるかもしれませんね。

                                     理事長 安岡 厚子

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​〒188-0011 西東京市田無町5-4-8 第一和光ビル1階

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